にんげん出版の本


BOOK

モナド新書シリーズモナド新書012
ネット右翼vs.反差別カウンター 愛国とは日本の負の歴史を背負うことだ!

ネット右翼vs.反差別カウンター 愛国とは日本の負の歴史を背負うことだ!/山口祐二郎
  • ネット右翼vs.反差別カウンター
    愛国とは日本の負の歴史を背負うことだ!


  • 山口祐二郎(やまぐち・ゆうじろう)著

    • 新書判/296頁
    • ISBN978-4-931344-49-5
    • 定価:本体 980円+税
にんげん出版書籍の注文カート ネット書店で注文する

差別なんてものを許していたら、社会がぶっ壊れていくだろ、そんなことがあってたまるか!!
ネトウヨの差別的蛮行を身体を張って止めてやる!
差別なんてものを許していたら、社会がぶっ壊れていくだろ、そんなことがあってたまるか!!
オタクが、アウトローが、民族派が、ヘイトスピーチをまき散らすネット右翼の跳梁跋扈を止める!!

一人ひとりが自分の意思で現場に向かい、「差別主義者は恥を知れ」とプラカードをかかげ、ヘイトスピーチに反対する。その行動をうみだした源泉をあきらかにします。

「カウンターもヘイトデモ隊もどっちもどっち」論に、真正面から「ちがう」と述べる。「レイシストをしばき隊」「男組(おとこぐみ)」「C.R.A.C(クラック)」…反差別カウンターの思想と行動のドキュメント!

★『ネットと愛国』著者・安田浩一氏との対談も収録、『部落解放同盟糾弾史』小林健治との対談


「ヘイトスピーチに反対する<レイシストをしばき隊><男組>誕生前夜の歴史は興味深々。右翼はなぜ差別に反対するのかを描いた傑作だ。巻末の安田浩一、小林健治との対談は<眼から鱗がおちる>。心労を抱えつつ45歳で急逝した男組組長・高橋直輝への鎮魂歌でもある。」

【参議院議員・有田芳生議員のツイッターレビューより】

< 目次 >

1章 ネット右翼の台頭
・いま、既存右翼はなにをしているの
・ネット右翼の台頭 ネット空間から街頭へ
・シフトチェンジする既存右翼
2章 カウンター登場
・「レイシストをしばき隊」誕生前夜 
・反差別カウンター始動
・アウトローたちの反差別
3章 ネトウヨの素顔
・ネトウヨの素顔
・左翼はなにをしていたのか
・在特会壊滅への道
4章 反差別カウンターの思想と行動
・相模原障害者殺傷事件
・杉田水脈 LGBT差別事件
・部落差別を「商う」差別売文家たち
・人種差別 大坂なおみ選手のホワイトウォッシュCM
・難民に冷たい日本 イスラム系少数民族ロヒンギャ
5章 愛国とは日本の負の歴史を背負うことだ
・沖縄での闘いから見えてきたこと
・愛国とは日本の負の歴史を背負うことだ
おわりに ファシズムに覆われる世界に抗して
対談 安田浩一 右翼とネトウヨ、なぜ結びつく?
対談 小林健治 人権の根幹には差別糾弾がある

著者紹介


山口祐二郎 著者画像

山口 祐二郎(やまぐち・ゆうじろう)

1985年生れ。ネット右翼の差別・排外デモに身体を張って抗議をつづける。
民族派・統一戦線義勇軍を経て、左右両翼を越える「憂国我道会」を起ち上げる。
フリーライターとしても活動。
「在特会壊滅への道」で第26 回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」佳作入賞。著書に『ハイリスク・ノーリターン』(第三書館)、『奴らを通すな!』(ころから)、共著に『天皇制と共和制の狭間で』(第三書館)など。

関連トピック