赦し 長崎市長 本島等伝
赦し
長崎市長 本島等伝横田信行(よこた・のぶゆき)著
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- 四六判上製/288頁
- ISBN 978-4-931344-21-1
- 定価:本体 1800円+税
「天皇の戦争責任はあると思います」
戦後日本最大のタブーを破り、銃撃を受けた長崎市長・本島等。
重傷を負いながら「犯人を赦す」と言った。
隠れキリシタンの末裔、カトリック信者として差別と貧困に苦しみ、平和市長として、被爆地の痛みに苦悩した本島は、今も「原爆と赦し」を問い続ける。
大衆に愛される才能、逆境をものともしない強さと人間らしい弱さを併せ持つ稀代の大衆政治家の生き様をたどる。
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著者紹介
横田信行(よこた・のぶゆき)
1966年大阪市生まれ。京都大学文学部卒業後、毎日新聞社に入社。大阪社会部、徳島、大津、福井支局などを経て、2003年から長崎支局。