憲法第九条の「解釈」論争に終止符を。
増強される自衛隊、海外派遣の現実は、もはや「解釈改憲」のレベルを超えており、実態は憲法の規定と精神にまったく反した改憲に等しい。このあたりで、長く続いてきた自衛隊と安全保障をめぐる論争に終止符を打つべきだ――。
天皇制をめぐる国会質問も収録。

著者紹介

上田卓三（うえだ・たくみ）

1938年6月24日大阪市東淀川区生まれ。1958年、大阪市立扇町第二商業高校を卒業。1973年3月、部落解放同盟大阪府連委員長に就任。1973年8月、大阪府中小企業連合会(中企連)を設立し会長に就任。1976年12月、衆議院大阪4区に出馬し、初当選。以降、1993年6月まで衆議院議員を6期17年務める。1996年9月、部落解放同盟中央本部委員長に就任。1996年12月、中企連をティグレ(スペイン語で虎)に名称変更。ディグレグループ代表を務め、ティグレ会長、(株)ティグレ代表取締役会長、ティグレフォーラム会長など役職多数部落解放同盟大阪府連合会委員長に就任。同年大阪府中小企業連合会（中企連）を設立し会長に就任。1996年部落解放同盟中央本部委員長に就任。2005年5月永眠。

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