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よしもとで学んだ「お笑い」を刑務所で話す 自分を愛するコミュニケーション

よしもとで学んだ「お笑い」を刑務所で話すー自分を愛するコミュニケーションー/竹中功
  • よしもとで学んだ「お笑い」を刑務所で話す
    自分を愛するコミュニケーション


  • 竹中功(たけなか・いさお)著

    • 四六判型/208頁/並製(ソフトカバー)
    • ISBN9784931344433
    • 定価:本体 1600円+税
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お笑いをつくりだす会社・吉本興業で、芸人になりたい養成所の生徒に聞かせていたコミュニケーション術の極意が、刑務所の受刑者に大好評。伝説の白熱講義を収録!!

コミュニケーションは「言葉と心のキャッチボール」。
「言葉のキャッチボール」が「心のキャッチボール」に変わるとき、心と心が通いあい、人間関係がきずかれる。
現代社会で生き抜くためには、コミュニュケーション力が必須。だが、誰しも人は、「自分が主人公」であるにもかかわらず、案外、自分自身とコミュニケーションがとれていない、自分を愛せていない人が多い。他人とのコミュニュケーション力を身につける前に、まず、自分自身とのコミュニケーションをとる仕方をつかむことが大切。
著者のコミュニケーション実践講座は、自分を知り、自分を愛して、そして他人を愛することを学ぶ「自分史授業」。

引用
「自分を知り、自分を愛して、そして人を愛してください」
「10歳の自分に会いにいく」

――それは、過去をふり返って悔んだり自分を苛むのでなく、懐かしい自分と出会い、胸の底にある本音を聞き取り、傷んだ心を修復し、あらためて自分を愛し直していくプロセス。

著者はいま、「塀の中」から社会復帰する受刑者に、「よしもとで学んだ『お笑い』を刑務所で話す」研修活動もしている。
山形刑務所は、10年以上の刑期を満期つとめて出所する方が多いところ。 社会復帰してシャバで生活するのためのコミュニケーション力を身につけるには、著者が吉本興業時代につちかった「お笑い」が役に立つと刑務所の方から言われ、現在、毎月授業に行っている。
吉本興業につとめた35年間の経験から、コミュニケーションの神髄を体感した著者が、「コミュニケーションが苦手」「コミュニケーション力を身につけたい」「不安をとりのぞくコミュニケーション術」の極意を伝授します。

ビジネス・学校・友人・恋愛……あらゆる場面で必要なコミュニケーション力の基礎になる「自分を愛するコミュニケーション」が、あなたの不安をとりのぞきます。

< 目次 >

はじめに コミュニケーションは言葉と心のキャッチボール
第1章 刑務所で学んだこと、話したこと
第2章 吉本興行で学んだこと、教えたこと
第3章 不安をとりのぞくコミュニケーション
第5章 頭をやわらかくしてみよう
第6章 人生はいくつになってもやり直せる!

著者紹介


竹中功(たけなか・いさお)

1959年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業、同大学院総合政策科学修士課程修了。吉本興業入社後、宣伝広報室を立ち上げ、月刊誌『マンスリ―よしもと』初代編集長を務める。吉本総合芸能学院(よしもとNSC)の開校や、プロデューサーとして心斎橋筋2丁目劇場、なんばグランド花月などの開場、映画『ナビィの恋』、香港映画『無問題』の製作に携わる。2015年7月退社。現在は企業の危機管理・コミュニケーションコンサルタントとして活躍。株式会社モダンボーイズCOO(www.mdnboys.com)。著書に『よい謝罪』(日経BP社)、『わらわしたい 正調よしもと林正之助伝』(河出書房新社)など。

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