国家の崩壊
国家の崩壊
佐藤優(さとう・まさる)著
- 聞き手 宮崎学(みやざき・まなぶ)
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- 四六上製/352頁
- ISBN4-931344-11-9
- 定価:本体 1600円+税
佐藤優に宮崎学が聞く!!
巨大帝国ソ連を消滅させたのは誰だったのか。耐震強度偽装にライブドア事件、日本の国幹が腐敗し、融解を始めている。情報プロが明かすリーダーたちの生態秘話の中に日本の今が見える。
ソ連邦はなぜ崩壊したのか。非合理きわまりない民族対立の真相。破滅的状況の中の人間ドラマ。解体処理の中から建設されたロシア国家はどこへ行くのか。明白なのは「リーダーがアホだと国家が壊れる」ということ。
ソ連崩壊の実態を目の当たりにした外務省元主任分析官・佐藤優氏が日本の危機を警告。
< 目次 >
はじめに 国家崩壊の中にいるということ
Ⅰ ブレジネフ体制末期からゴルバチョフ登場まで
Ⅱ ペレストロイカが打ち出されるまで
Ⅲ ペレストロイカの本格的展開
Ⅳ 諸民族のパンドラの箱
Ⅴ 迷走するペレストロイカ
Ⅵ 8月クーデターとソ連邦崩壊
Ⅶ 社会主義の死亡宣告
Ⅷ 昨日のソ連と今日のロシア
まとめ 国家が崩壊するとき
参考年表 ペレストロイカからソ連崩壊まで
Ⅰ ブレジネフ体制末期からゴルバチョフ登場まで
Ⅱ ペレストロイカが打ち出されるまで
Ⅲ ペレストロイカの本格的展開
Ⅳ 諸民族のパンドラの箱
Ⅴ 迷走するペレストロイカ
Ⅵ 8月クーデターとソ連邦崩壊
Ⅶ 社会主義の死亡宣告
Ⅷ 昨日のソ連と今日のロシア
まとめ 国家が崩壊するとき
参考年表 ペレストロイカからソ連崩壊まで
著者紹介
佐藤優(さとう・まさる)
1960年埼玉県生まれ。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。1995年まで在英国日本国大使館、在ソビエト連邦(現ロシア連邦)日本国大使館に勤務。1995年より外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月に逮捕、現在起訴休職中。外交官として勤務する傍らモスクワ国立大学哲学部客員講師、東京大学教養学部非常勤講師をつとめた。著書に『国家の罠』(新潮社)、『国家の自縛』(産経新聞社)、訳書に『なぜ私は生きているか』(フロマートカ著/新教出版社)、『ロシアと現代世界』(ジユガーノフ著/自由国民社)などがある。
宮崎学(みやざき・まなぶ)|聞き手
1945年京都市生まれ。早稲田大学法学部中退。高校時代に共産党に入党し、早大時代は学生運動に邁進。週刊誌記者、家業の土建・解体業を経て、戦後史の影を駆け抜けてきた半生を綴った『突破者』がベストセラーにほかに『近代の奈落』(幻冬社文庫)、『万年東一』(角川書店)、 近著に『法と掟と』(洋泉社)など多数。